わたしたちについて ‐編集部の想い‐

joshigoto

「福岡じょしごと」は、主に運営を担っている東郷・十時と、5名のライターで作っている求人メディアです。(編集部メンバーの紹介はこちら。)
全員が、子育ての経験があるというメンバーが作り上げるメディアとはいったいどんなものなのか。オープンから1年が経過した今、改めて自分たちが目指していること、そして現在地について、日々運営メンバーで話していることをここに記したいと思います。

ゆっくり、丁寧に届ける

「タイパ」という言葉が流行しているように、いかに短時間で自分が得たい情報だけを手軽に収集できるかが求められている昨今。
転職活動や求人媒体においても、「手早く」「簡単に」を求める人が増えてきているのかもしれません。それは、大手求人サービスのコマーシャルを見ても感じます。

しかし、私たちはあえて時間をかけて求人情報を提供し、求職者にもじっくり考えてエントリーしてもらうメディアを立ち上げました。
それは「入ってみたら違った・・」という求職者と企業のミスマッチをなくしたいから。
4000字という記事のボリュームは人によっては長いと感じる方もいるかもしれませんが、
・ネットだけではわからないこと、面接では聞きにくいことも含めて求職者にお届けしたい
・そこで働く『人』の想いをしっかり届けたい
・4000字の文字数を読み込んでくれるくらい、掲載企業のことを真剣に知ろうしてくれる方と企業をお繋ぎしたい
そんな想いもあって、私たちは一社一社丁寧に取材に赴き、記事を書いています。

取材前にも必ず訪問しますし、取材後に伺うことも多々あります。その後のやり取りは優に数十回を超えることも。

私たちらしい働き方で

私たちが取材にお伺いする際には企業に対しても、「子どもの迎えがあるので16時までの時間でお願いします」などとお伝えさせていただくことがあります。
「本当は夕方にお願いしたい」「朝早めに来てほしい」などと思われる方もいるかもしれませんが、『子育てをしながらでも自分らしく働ける企業の求人』をご紹介するメディアとして、まずは私たちが無理をせず、私たちらしい働き方で業務を進めさせていただきたいと考えています。

これまでにも、家族が病気の時、自分自身の体調がすぐれない時、スケジュールを再調整させていただいたこともあります。

おかげさまでこれまでの掲載企業の皆様は、私たちの状況に理解のある方々ばかり。時には「娘さんの迎え間に合いますか?駅まで送りましょうか?」と親切に声をかけてくださる方も。
私たちの想いに共感いただき、子育てに理解のある企業の求人が掲載できること、本当にうれしく思っています。

「じょしごと」に込められた想いと違和感について

「じょしごと」は「女子」と「仕事」を合わせた造語です。
この言葉からイメージされる方も多いかと思いますが、私たちが主にこのメディアを届けたいと考えているのが、子育てや介護などをしながらでも自分らしく働きたいと考える「女性」です。
しかし一方で、「子育てのために時短など調整をするのは女性」というイメージや、「女性支援」という言葉に違和感を覚えることもあります。
本来は、性別に関係なく、様々なライフイベントの中で「今は子育てに重きを置きたいから仕事を少しだけセーブする」や「子育てが落ち着いたからバリバリ働きたい!」など、フレキシブルに仕事とプライベートをバランスよく調整できる世の中になってくれるのが一番良いのではないかと考えたりもしています。
私たち自身が子育てをする母親(当事者)ですので、まずは同じような方々に寄り添えるようなメディアを作っていくことが目標ではありますが、ゆくゆくは性別などの垣根を越えて「多様な働き方の選択ができる」「働くって楽しい!」をお伝えできるようなメディアになったら面白いなとも感じています。

私たちのこの想いは、また変わるかもしれません。でも、それでいいと思っています。
世の中の動き、考え方...ずっと同じなはずがありません。
だからこそ、その都度、そのときどきで何を大事にしたいのかをとことん考えることができる私たちでいたいと思います。

企業の方や求職者の方から採用報告を聞くのがとてもうれしいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも引き続き「福岡じょしごと」をどうぞよろしくお願いいたします。