集うみんなが幸せに
人を大事にする信念で
「いい介護」を築いていく

自分の大事な家族、子どもや親を預けることになった時。
保育園であれ、幼稚園であれ、そして、介護施設であれ。足を運び、自分の目で確かめる方が多いのではないでしょうか。
その場所で、笑顔があふれていたら…。

今回ご紹介するのは、福岡を中心に介護施設を運営する「株式会社ケアリング」。
社名は「ケアする人とケアされる人の関係性を大事にする考え方」を意味し、理念にもなっています。現場に浸透しているなと感じられる場面が取材中、多々ありました。

この北九州支店で、デイサービス介護職員、施設介護職員、看護師、訪問介護員(ヘルパー)を募集します。資格を持っている方はもちろん、介護業界が未経験の方も応募することができます。

北九州市八幡西区にある黒崎駅から徒歩15分。
風情ある住宅街の中を歩き、小高い丘を上がると、ケアリング北九州支店が見える。

北九州の地で介護事業を始めて18年。10年前に現在の地に移転し、2年前には新館もオープン。
居宅介護支援事業所、訪問介護、デイサービス、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型デイサービス、看護小規模多機能型居宅介護の7つのサービスを提供している。

お話を伺ったのは、北九州支店長の友松さん、看護小規模多機能「帆柱館」館長の山本さん、看護師として働く姫木さん、訪問介護サービス提供責任者の浦川さんの4名。

仕事と働く仲間が大好き

最初にお話を伺ったのは、姫木さん。
病院勤務を経験後、ケアリングに入社した看護師だ。

派遣からスタートし、パート職員に。
一度、妊娠出産を機に退職するも、「社会からの疎外感」を覚え、再入社した。
現在は、帆柱館の正社員として、看護業務全般に加え、手芸や工作などのレクレーションなども担当する。

「認知症の方は、今日の出来事も、明日になれば忘れているかもしれない。でも、今、この瞬間を楽しんで笑顔になってくれると、『よっしゃ!』と思います(笑)。この仕事をしていてよかった!と心から思う瞬間ですね」

子育てしながら働くことについて聞いてみると、

「仕事が楽しくて、“子どもを育てている自分”を忘れるほど集中しています(笑)」

と、思わぬ言葉が返ってきた。

「病院勤務だと、夜勤があったり、呼び出しがあったりもしますが、ここであれば、自分ができることを、できる範囲で頑張ることができる。仕事にも子育てにも集中できる環境があるんです」

次にお話を伺ったのは、勤続10年目の浦川さん。

彼女も1歳の子を育てる母。産休取得前から、訪問介護のサービス提供責任者として働いており、復帰後も同じ仕事をしている。
売上管理や利用者のアセスメント業務だけでなく、ヘルパーとして訪問介護も行う。

多忙を極めるが、それでも、「人生の大先輩である利用者様とお話しできるヘルパーの仕事」が大好きだと言う。

限られた時間の中で、責任者として働くことは大変ではないのだろうか。

「ヘルパーの仕事はもちろん、一緒に働いている方々が大好きなんです。責任者の仕事は大変だけど、今まで築いてきた関係性があるからこそ、同じ部署で働きたいと思って。復帰時に別部署への異動の話もあったのですが、断りました(笑)」

子育てをしながら働いていると避けられない“呼び出し”についてはどうだろう。

「ヒヤッとします(笑)。でも、皆さん、快く送り出してくれて…。だからこそ、自分が出勤できるときは、何倍にもして恩返ししたい!と思って働いています」

「『この後の訪問をどうしよう…』と思いますが、『私が行くよ!』と他の方が動いてくださるんです。ここで働いていてよかったな、と本当に思います」

お互いを思いやる風土

「スタッフ同士、本当に仲がよくて。仕事の話はもちろん、今、自己主張真っ只中の3歳の子どもの話も聞いてもらっています」と姫木さん。

「子育ての先輩がたくさんいて、『こういう時、どうしてましたか』と相談したり、『風邪ひきやすい時期やない?』と声をかけてくださったりするんです」と浦川さんも話す。

このような関係性はどのようにして築かれているのだろう。
聞いてみると、普段のやり取り、そして、長い年月をかけて築かれた“お互いを思いやる風土”が関係しているようだ。

急な欠員があった時、管理職である山本さんは「大丈夫!」と伝え、調整に努める。本当は、大丈夫ではない場合もあるかもしれない。
それでも、そう言えるのは、「入社して19年間、ずっと助け合ってきたから」だという。

役員である友松さんの言葉からも伝わる。
「気になる職員がいれば、山本のような管理職に状況を聞くのですが、一人ひとりのことを把握しているんですよ」

「私は、96人全員、ここで働き続けてほしいと思っていて、何ができるかをいつも考えているので、すぐに答えが返ってくることが心強く、安心して任せられています」

お互いを思いやる気持ちが、網の目のように張り巡らされている。
そう感じた。

働く人の想いを大事に

人間関係だけでなく、会社の制度にもお互いを思いやる気持ちが表れている。
例えば、働き方。ここでは、その時々の状況によって柔軟に変えることができる。

異動も含む正社員(北九州支店内での事業所異動も含む)、異動や夜勤が難しい場合は準社員(夜勤がない事業所もある)、勤務時間によってはパート社員、という具合だ。

「家庭の状況に合わせて働き方を変える=転職」という現実もあるなか、これは本当にありがたい。

中尾社長と共に、創業時から会社を支えてきた友松さんは言う。

「子育ての状況は刻々と変わると思っています。家庭を大事にしたい時期もあれば、スキルアップやキャリアアップをしたい時期もありますよね。働く本人が、今、何を大事にしたいのか、何をやりたいのかを見極め、それにあったポジションを用意することが私の役目だと思っています」

「『思春期のお子さんがいて、勤務時間に変更があると心配』という方は、異動を先延ばしにしたり、『塾に通わせたいから、もっと稼ぎたい』という方には、正社員になることを検討してみたりしています」

「いい介護をしたい」を胸に、在宅介護のパート職員として働きはじめ、約2年後には管理職となった友松さん。それから19年、子育てをしながら、ずっとこの想いを忘れずやってきたという。

もちろん、すべて叶えられるわけではなく、会社から求められることに応える必要はあるが、7つのサービスを提供しているケアリング北九州支店だからこそ、多様な働き方・場を提供することができるのだろう。

「人を大事にしたい」という信

これらの根っこには、創業時から大切にしている信念がある。

一般に利益が高いとは言えない介護業界。
しかし、利用者と接する職員が安心して介護に向き合うことができるよう、中尾社長は安定した経営のために尽力してきた。

施設の経営だけでなく、介護ソフトや医療機器の販売、そして、高齢化が著しい韓国や中国企業への教育研修など、事業は多岐にわたる。
そうして出た利益は、雇用形態に関係なく、全員に平等に還元するという。

現在は、規模も大きくなり、職員の状況も多種多様になった。
北九州支店には96名の職員がいるが、そのうち、子育て中の母親が約3割、外国籍の職員も3名いる。

様々なバックグラウンドを持つ職員が安心して働けるよう、一人ひとりの「やりたいこと」を尊重することで「いい介護」を実現している。

創業時からの「人を大事にする」信念が管理職だけではなく、現場で働く浦川さんや姫木さんにもしっかり浸透しているのだ。

介護士、看護師が営業をする!?

介護士、看護師である浦川さんや姫木さんは、忙しい合間を縫って「営業」をしているという。

介護施設で「営業」。

はじめて聞いたときは少し違和感があった。

友松さんや山本さんから「今月の目標に行くためには、あと一件、増やさなんよ。」「売上目標〇円やけど。」と言われるらしい(!)。

しかし、浦川さん、山本さんの表情は明るい。目標が達成されることによって、金銭的にはもちろん、「いい介護」にもつながると理解し、納得しているからだ。

そして、ここでも信念に通ずる話が聞けた。

よくよく聞いてみると、営業とは、「ケアマネージャーがいる居宅介護支援所や病院を訪問し、介護度が高い方を紹介してもらう」こと。

友松さんは続けて、こう言った。

「北九州支店の職員、一人ひとりが本当に素晴らしいんです。誇りを持っています。当社を利用された方は幸せになるはず。だから、当社のことをいろんな方に知ってもらいたいし、実際に来て、見てもらいたい。営業が、そのきっかけになればいいと思っています」

「今後、この世界でやっていくうえで、浦川や姫木の名前と顔を知ってもらうことって、この子たちにとって絶対に役に立つんですよ」

こんなところにも、お互いを思いやり、「人を大事にする」信念が現れていた。

さらなる「いい介護」を目指して

現状の課題についても聞いてみた。
それは「人手不足」。介護の業界ではよく聞く話だが、ケアリングも例外ではない。

支えあう風土はあるが、それでも急な欠員が出た時、「どうしよう……」と感じてしまうことは事実だ。職員の数が少ないことで、利用者との会話が短くなってしまうこともある。

「それを良しとしない会社にしたい」と友松さんは言う。

職員の方から溢れ出る「働く仲間が大好き」そして、「いい介護をしたい」という気持ち。

こんな想いをもって笑顔で働く方々に、大事な家族をあずけることができたら、どんなに安心だろう。

今までの人生の中で「介護」に接したことがある人もない人も、「自分らしく働く」が実現できる場所がここにあるかもしれません。

まずは、足を運び、話して、利用者と職員の笑顔を見て、ケアリングの信念を感じてみませんか。

求人概要

会社名 株式会社ケアリング北九州支店
募集職種 (1)デイサービス介護職員
(2)施設介護職員
(3)看護師
(4)訪問介護員(ヘルパー)
雇用形態 (1)正社員・パート
(2)正社員・パート
(3)正社員・パート
(4)パート
給与 (1)正社員
資格有:月給194,000 円 〜 250,000 円
資格無:月給189,000 円 〜 229,000 円
パート
資格有:時給980 円 〜 1,250 円
資格無:時給950円
(2)正社員
資格有:月給194,000 円 〜 242,000 円
資格無:月給186,000 円 〜 218,000 円
別途夜勤手当:4,500円/回
パート
資格有:時給980 円 〜 1,250 円
資格無:時給950円
(3)正社員:月給208,000 円 〜 250,000 円
パート:時給1,200 円 〜 1,500 円
(4)パート
要資格:介護職員初任者研修以上
時給1,630円~1,930円(交通費込み)
福利厚生 ・交通費実費支給(上限あり月額 15,000 円)
・週所定労働時間数により各種保険加入(健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金)
仕事内容 (1)デイサービスでの介護業務全般。送迎、入浴・トイレ介助、見守り等。
(2)グループホームまたは看護・小規模多機能施設での介護業務全般。
(3)各施設での看護業務全般。バイタルチェック、医療機関との連携、健康管理等。
(4)利用者様の自宅に直接訪問し、身体介護または家事援助の支援を行います。
 基本的に個人私用車にて直行直帰のお仕事です。
勤務地 北九州市八幡西区八千代町9番30号
勤務時間 (1)8:30~17:30 パートは相談可能
(2) ※シフト制
日勤:9:00~18:00 早出:7:00~16:00 遅出:11:00~20:00 夜勤17:30~翌10:30
(3)デイ:8:30~17:30 施設:9:00~18:00 パートは相談可能
(4)7:00~22:00の間で1日1時間以上~週1日以上~希望に合わせて働けます
休日 基本月9日休み(2月は8日休み)
※ただし、休日は配属先により異なります。
・デイサービス黒崎、デイサービスさくら:日曜日、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始
・それ以外の施設でも子育て中の方(パートもしくは準社員)は、日祝祭日はお休みにしています。
応募資格 特になし
介護職の経験、初任者研修(ヘルパー2級)などがあると望ましい
求める人物像 ・高齢者の方とのコミュニケーションをとるのが好きな方
・人と人との絆、相手を思いやる心を大切にする方
選考プロセス まずは下記「問い合わせ・応募する」ボタンよりご連絡ください
採用担当より次の選考についてご案内いたします

書類選考(履歴書、職務経歴書)

面接

採用(※1ヶ月の試用期間有)

・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
・選考プロセスは変更になる場合がございます。
・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
その他 よろしければこちらもご覧ください。
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募集期間 2023/3/31 〜 2024/3/30

取材・執筆

高濱 実希子
熊本出身。銀行、求人広告会社を経て、じょしごとに出会う。人と会って話して、人柄や社風を感じることが好き。仕事と子育ての両立に奮闘した経験から、「親も子も幸せを感じられる社会の実現」を目指し、活動中。3人の子の母。日課はヨガとコーヒー。